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子供に嫌味を言うのをやめたい。変えるべき親の視点3選

 

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延美。現在は宮城で7歳長女、4歳次女、2歳長男と転勤族夫と5人家族で暮らしているママ。元々は子供が苦手なタイプ。けれど、美容室や子供の写真館での15年ほどに渡る勤務経験や、3名の我が子を育てる中、子供への対応や声掛けの実践と研究を繰り返し、子供扱いの経験値が上がり、まわりから子供の扱いが上手と褒められるようになっていった。子供の言葉にできない思いに注目して汲み取って理解してあげる対応が必要だという自身の子育て観を、かつての私のように子供へのイライラに悩むママの伴走者として力になりたいと思い、キッズコーチングとして講座を提供中。

子供に嫌味を言うのをやめたいものです、どこの家庭でも、程度の差こそあれ、同じようなことがあります。

その事実を親がどう受け取りどう対応するかなんです。できれば、イライラもあまりなく、日々明るい前向きな家庭であったほうがよいに決まっていますが、なかなかそうはいかないのが現実ですね。そこを変えていきましょう。

今回は子供に嫌味をやめたい。やめるために大切な3選をお伝えします。

子供に嫌味をやめたい。変えるべき親の視点3選

子供に嫌味を言う親の変えるべき視点3選を紹介します。大切なことが、子供の自主的な行動を認めることにあります。

1 自分とまったく同じ価値観の人はいないことを知る

まず親子の、パーソナリティや価値観は異なると認識してください。

日常の中で、親の価値観で子供に対応していることが多いものです。けれど子供は、親とは別の価値観を持っています。その不一致によって、言い合いが起こるのです。親子でぶつかる原因のほとんどは、このケースです。

それには、親が子供のよい点を見て、認めるという行動を起こす以外、解決策はないのです。親の考えが正しいと思って、子どもにわかってほしい、変わってほしいと言い続けたとしても、人それぞれの価値観は違うものですから、親子でもそこを納得させるのは、無理な話なのですね。

2 強制されたことは、やらないか、やったとしても無理矢理になる

強制されたことに対しては、人は反発することは当然だということを知りましょう。たとえ表面的に従っているように見えても、本心では従えないものです。また、親の厳しい命令が続くと、従うだけの人、自分の意見がない人にさせてしまう恐れがあるのです。

生活習慣や道徳、倫理的問題については、「こうしなさい」と言うことはある程度必要ですが、基本的には、“やりたくなるような環境をつくる”ようにできることが望ましいのです。

そのためにはどうするかといえば、ひとつの方法として「親が日々楽しんで生活している姿を見せる」ことです。どのような事実でも、その人に捉え方でプラスにもマイナスにもできるものです。そのうえで、親が何でも楽しんでやろう!、プラス方面から楽しもうと、自分に言い聞かせて取り組むようしましょう。

そうすると子供も、その雰囲気にいつしか包まれ、活動することを楽しむようになっていきます。その延長線上に、嫌でもやるべき事柄に挑戦などもあります。「子どもは、親の言うことはやらないけれど、親がやることを真似する」ようにはなるものです。

3 人間には最低3つの長所がある

人は必ず最低3つは長所を持って生まれるそうですよ。けれど探そうとするならば、いろいろなものを長所にすることが出来るもの無限大なのです、短所は長所と言いますね。

その長所の中に、将来の仕事やライフワークの種になるその人らしさがあります。すぐに見つかるものでなく、小学生ごろでもまだ見えないかもしれませんが、必ずあるのです。

子供に嫌味をやめたい。怒りが落ち着く10の方法

子供に嫌味をやめたいけれど、言うことを聞かないわが子にイライラし、ついカッとなって怒鳴ってしまうことがありますね。怒りが落ち着く10選を紹介します。

例えば、こんな方法10の方法であなたのイライラを止めれないでしょうか?自分に合うと思える方法があれば、1つでも、数個でも使い続けてみて、怒らない私を作っていきましょう。

怒らない秘訣は、反射しないことに関する5つと普段から準備できる5つの怒り回避法があります。

脳の機能には、思考系と感情系があります。思考系とは、断片的な情報をつなぎ合わせ、連想し、合理的な判断をしようとする機能で、感情系とは、食欲や睡眠欲などの生理的な欲求全般に関する機能です。

イライラや怒りは、感情系が優位になっているときに生まれやすい。ですから、イライラや怒りを鎮めるには、その兆しを感じたときに、何らかの方法によって思考系を優位にするのが効果的です。一度、怒りだすと、怒りはどんどんエスカレートして、思考系を優位にすることが難しくなってしまうからです。

この「思考系を優位にする」技術が、怒らないスキルです。そこでまずは、“怒らないスキル10”のうち、イライラや怒りを感じたとき、とっさに実行することで思考系を優位にできる方法を5つを紹介します。

まず反射しない5の方法

怒らない秘訣は、反射しないことに関するです。参考になる5つを紹介します。

1 ストップシンキング

怒りに反射しないためには、“間”をとって一度気持ちを落ち着かせ、思考系を働かせるチャンスをつくることです。

その最も簡単な方法が、イライラを感じたときに頭の中で「1、2、3」と3つ数える「ストップシンキング(思考停止)」です。ついでに、食べたいものやしたい事など自分が楽しくなることを考えてみましょう、気持ちが楽になりますよ。

2 タイムアウト

カッとなって、脳の感情系が暴走しそうになったときは、その場から離れることで、強制的に“間”をつくる。これが、タイムアウトです。

子供が悪さをして怒鳴りそうになったら、「ちょっとトイレに行ってくる」「お茶を入れてくる」と断って、10秒間だけでもその場を離れます。目の前に怒りの対象がない場所に行くと、冷静さを取り戻すことができます。そして子供にどのように話せば、悪いことをしたと理解してもらえるかを考えられるはずです。

3 コーピングマントラ

コーピングマントラとは、イライラしたときに唱える魔法の呪文を持つというスキルです。

おすすめの呪文は、「きっと何か理由があるはず」です。たとえば、子供がなかなかお風呂に入らないとき。「さっさと入りなさい」と怒鳴らずに、「きっと何か理由があるはず」と口にします。もしくは、子供に「何か理由があるの?」と聞いてもいいでしょう。子供からは論理的な答えなど返ってこないかもしれませんが、そう問いかけることで「子供がすぐにお風呂に入らない理由」を脳はいろいろと考えはじめ、自然と思考系が優位になっていきます。

私の場合はよく「それはちょうどいい」を使います。家事はちょっとしたことがたくさんありますね、それをしてから、また子供に声を掛けてみませんか?

自分なりの魔法の呪文を見つけたいなら、普段意識せずに使っている言葉を探してください。たとえば何かを諦めるときに「しょうがないか」とよく口にするなら、それを魔法の呪文にします。

4 ポジティブフォーカス

イライラの原因から目をそらして、子供の良いところに目を向けるのが、ポジティブフォーカスです

誕生日に子供が手紙をくれたとか、子供をいとおしいと感じたエピソードを思い出します。そのために、日ごろから子供の良い部分をたくさん書き出しておいて、怒りそうになったらそれを見返しても良いでしょう。

私も子供の写真を飾っています。写真を見ると、その時のことを思い出し、怒りを止めることに繋がりますよ。

5 クロスポジション

なかなか行動しない子供に、「早くしなさい。なんでいつもそうなのよ!」などと叱っていませんか? 

しかし、もしあなたが、子供から毎日「もっとおいしいご飯をつくってよ!」と言われ続けたらどう思いますか? 「○○ちゃんのママは英語を学び直して英会話教室の先生をしているんだって。ママも早く仕事探しなよ」などと比較されて、「よし、頑張るぞ!」と素直に思えるでしょうか。

このように、感情にまかせて怒りそうになったら、子供の立場になって(クロスポジション)「自分が言われたらどう感じるのか」を考えましょう。そうすれば、子供に伝わる話し方を工夫するはずです。

心掛けで出来る5の方法

ここからは、怒らない体質にするための、普段から心掛け気をつけておきたい5つの方法について、紹介します。

6 キープメンター

子育ての悩みを理解してくれる良き相談相手、メンターが居ると安心できるもので、イライラはかなり軽減できます。

子育ての先輩やママ友など、悩みを何でも言いあえる相手をつくり、不満をアウトプットすることで、イライラが募るのを防ぐのです。


身近でメンターが見つからない場合は、子育て支援センターやインターネット上の子育て支援サークルなどを活用する方法もあります。日記やブログに怒りを書き出すだけでも効果があります。

7 リロケーションアイ

イライラがおさまらないとき、思い切って気分を変える方法が、リロケーションアイです。

皆が寝静まったのを見計らい、夜中に1人でドライブへ出かけるや、朝早起きなど、日中とは違う特別な空間に身を置くです。時間にして20分ほどでも、日頃考えている頭のモヤモアが楽になりますよ。

やったことがない新しい習い事に挑戦するとか、普段と違う道を通るなど、日常体験していない、ワクワクを感じることがポイントです。

8 アクトカーム

「今日は絶対に声を荒らげない」などと決めておけば、カッとしたときに怒りの暴走を抑える力になります。

このように「○○しない」と決めるスキルをアクトカームといいます。「『早くしなさい』と言わない」など、イライラしたときについ口にしてしまうセリフを禁止してみましょう。急にはできないので、「今日の午前中だけ」とか「2日間だけ」など、目標を決めて徐々に延ばしていくといいでしょう。

9 リフレーム

イライラや怒りを感じる原因となっている心の枠を変えてしまおうというスキルが、リフレームです。

たとえば、5歳の兄は朝からご飯をたくさん食べるのに、4歳の弟は半分近く残すうえに、食べるのが遅い。これがイライラの原因だったとします。この場合、「上の子が食べるのだから、下の子も食べるはずだ」という心の枠があるのかもしれません。そこで、「兄弟でも、食べる量やスピードが違うのは当たり前」だとリフレーム(考え直し)するのです。

10 ファーストファクター

イライラや怒りには、そのもととなる第一の感情があります。たとえば、連絡もないまま娘の帰りが遅いとき、イライラして、「帰ったら叱りつけてやろう」と考えるかもしれません。

このときの第一感情は“心配”です。それがわかれば、娘を怒鳴るのではなく、心配していることを伝えて、遅くなるときには連絡するように諭せばいいのだと気づくはずです。

このように、不安や悲しみ、ストレスなど、怒りのもととなる第一感情がわかれば、怒鳴ることなく、親の気持ちを伝える方法がわかります。

子供に嫌味をやめたい。幸せになる5つの声掛け

子供に嫌味をやめたいと思いますよね。いつも言いがちなことを、親も子も幸せになる5つの声掛けにしませんか?

心配から発する嫌味は、言い続けると、子供が家庭で楽しく過ごす時間を奪い、子供の元気がなくなっしまうことさえある、重大な問題です。

子供はいつも楽しいことを探す天才なのに、毎日が楽しくなくなってしまうようにしてはいけません。

【時間がない、急いでほしいとき……】

  • 言いがちなことば「早くして!」
  • 信じることば 「今は何をする時間でしょう?」「〇〇できるかな?」

【親からみて間違ったことを主張してきたとき……】

  • 言いがちなことば「いやそれは間違っている。その理由は……」
  • 信じることば 「自分の意見を言えるのはいいことだね」「そう考えたか、ママはこう思うんだ」

【夜遅くまでテレビを観ているとき……】

  • 言いがちなことば「いつまでテレビ観てるの! 」
  • 信じることば 「ママ眠いから、先に寝るよー。おやすみ! 」

【子どもが急かしてくるとき……】

  • 言いがちなことば「待っててって言ってるでしょ! 」
  • 信じることば 「ほんとに楽しみだね!ママも急ぐからね。」

【「もう学校には行かない! 」と言ったとき……】

  • 言いがちなことば「そんなことを言わないの! 」
  • 信じることば 「それぐらい嫌だったんだね、少し自分の時間もいいかもね。」

こんな感じに言い換えが出来たら、子供に嫌味を言うことにならず、一緒に解決を促す方向へ誘導がしやすくなるでしょう、覚えて使ってみてくださいね。

子供に注意をしているとき、怖い顔してませんか?真剣に叱らないといけないこともあるでしょう、けれど人から言われると、反発したくなるものです。

親と子供はそもそも異なる考えがあるもの、「そう考えるのね、でもママはこれがしてほしい」とお願いすることが、相手からの自発的な行動に繋がりやすくなりますよ。

まとめ


怒りにまかせて怒鳴り散らすと、良くないどころが状況が悪化するものです、気が付き自分から変化しようとしませんか?

私にも子供が3名、子育て中のイライラしてしまう気持ちはよくわかります。それに親が子供のために怒るべき場面というものも確実に存在します。そのため、怒ることのすべてを否定するつもりはありませんし、怒りを無理やり抑えつける必要もないと思います。

けれど怒りの8割は、相手のためを思ってのことではなく、怒りを相手にぶつけてスッキリしたいなど、自己満足と読んだのです。

怒りを上手にコントロールする“怒らないスキル”を身につけ、その理由が自己満足の場合は怒りをそらし、残る怒るべき場面では、その怒りを上手に表現するスキルを付けて、無駄にイライしないように頑張っていきましょう。

お読みいただきありがとうございました、何かあなたの参考になることがあったなら、うれしいです♥

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