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甘えん坊な子の将来は? 甘えの正体と「甘え」と「甘やかす」の違いとは
甘えん坊な子の将来は、どうなるのか気になるますよね?
いつまで甘えん坊でいいのか、甘えん坊はよくないというイメージもありませんか?私も幼児期の娘に、自分の身支度はしてほしいと思っていたことから、「なんで自分でできないの」と、よく怒ってしまっていた時期がありました。
ところが、甘え行動は子どもの成長にとって非常に重要なもので、将来の自立のためには小さいころのたくさんの甘えが必要のなのです。まわりの親子を見ても、いろんな態度の方があるものですが、甘えることが出来ている子は、元気で行動的な子になっているように思えます。だから甘えることを受け入れてあげることは大切なことです。
今回は子どもの甘えの正体と、「甘え」と「甘やかす」の違いについて紹介します。
甘えん坊な子の将来は? 「甘え」の正体
甘えん坊な子の将来は良くなると思います。それは、自分の気持ちをちゃんと伝えられているからです。
子供の毎日の中にはまだまだやったことがないことがたくさんなもの、新しい挑戦をしようという気持ちになるには、もし失敗しても安心できる場所をもっている必要があるのです。どんなことがあってもママや家族や園の先生などが笑って受け入れてくれる安全基地がある状況の子は、もっといろいろなことに挑戦できるということなのですね。
でも、その基地で親が十分に甘えさせてくれないとなると基地の安全を確かめるために、子どもは甘え行動を延々と続けるということになるのです。
そこでどうすればいいのかというと、子どもが甘えてきたときには十分に甘えさせればいい。ただそれだけのことです。「大丈夫だよ」「あなたのことが大好きだよ」「いつでも応援しているよ」といった言動を見せてしっかりと甘えさせておけば、子どもの甘え行動はおのずと解決するはずです。
また年齢も関係ありません。「子どもが小学生になっても甘えがひどかったら……」と心配している人もいるかもしれませんが、それは子どもが必要としている甘えが足りていない状況なのですから、もっと意識して甘えを許すようにしてみましょう。
あなたも心配てくれる親や素敵な先生や友達などいませんでしたか?甘えられる場所があることはお守りのようにありがたいものですよね。
「甘やかす」「甘えさせる」の違いは
「甘やかす」「甘えさせる」の違いは子供から望んでいるか、いないかの違いがあります。子どもは、必要だと感じているから甘えます。そう考えると、親がするべきことは分かりやすくなりますね。
「甘えさせる」とは
子どもが自分から甘えてきたときに、その気持ちに応えてあげる。これは「甘えさせる」になります。
小さい子どもが靴を履こうとしているシーンです。その子は、本当は自分ひとりで靴を履けるにもかかわらず、「お母さん、これ履けないよ、履かせて」と言ていいます。本当は自分で履けるのですから、これは明白な甘え行動です。だとしたら、「大事な○○君のためだからね、お母さんが手伝ってあげる」といって靴を履かせてあげていいのです。実はそれが、子どもは次の冒険に向けて充電になるため構わないのです。
「甘やかす」とは
子どもが求めてもいないのに甘やかすのは、言葉どおり「甘やかす」になるのです。
小さい子どもが靴を履こうとしているシーンです。でも、子どもが求めていないのに親が勝手に靴を履かせてあげたり、子どもが「抱っこして」なんて言ってもいないのにかわいいからと抱っこしたりするのは「甘やかす」ことになるので注意が必要になります。
子供が甘えてきたときの愛情行動が自己肯定感を高める
「自己肯定感」とは、「自分で自分を大切にできる」ということです。子どもが甘えてきたときには十分に甘えさせると自分で自分を大切にできる人になるのです。自己肯定感は、子どもの健全な発達のために欠かせないですし、生きるために必要なものです。
「日本人は外国人と比べて自己肯定感が低い」ということを聞いたことがある人はいますか。なぜ日本人の自己肯定感は低いのでしょうか?
その理由は、日本には「大好きだよ」「愛してるよ」といった気持ちを口にしたりハグをしたりする文化がほとんどないから、これらの言葉を受ける機会が少ないからです。子どもに対しても、2~3歳くらいまでならそういった言葉をかけたりハグをしたりするかもしれませんが、だんだんとそのような愛情表現が少なくなるものですね。
でも、子どもの自己肯定感を高めてあげるには、やはり親の愛情表現が大切です。特に、子どもが甘えてきたときには、「あなたが大好きだよ」と愛情を表現を、海外のようにオーバーリアクション気味に反応してあげましょう、親が大切に思っているとストレートに伝えるとやっぱり喜んでくれるものです。
まとめ
子供が甘えてきたら、たくさん優しくしてください、そのことから愛されていることを感じ、人にやさしくされたら嬉しいことなど、たくさんのことを学んでくれるはずですから。
そして子供に、家族に対しても、愛情表現をわかりやすく伝える接し方をしませんか?、また日常の中であなたから感謝の気持ちや喜ばせるような言葉をたくさん伝えるようにしていきましょう。
「大好き」ときちんと言葉にして掛けてあげたり、態度で分かりやすく示すことを、意識して日常にしていきましょう。
お読みいただきありがとうございました、何かあなたの参考になることがあったなら、うれしいです♥
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