【LINE友だち登録は画像をクリック!!】
【LINE友だち登録は画像をクリック!!】
試し行動にうんざり【試し行動への5つの対応ポイント】
試し行動がうんざりするほどひどいく、疲れてませんか?
試し行動とは、親の顔を見ながら、怒られると分かっていながらこんな行動することです。
・大きな声で泣く
・わざと飲み物、食べ物をこぼす
・わざとモノを投げたり壊す
・わざとお友達、兄弟が嫌がることをする
・「イヤ」「しない」と言い続け素直に大人の話を聞かない
・怒られながらも同じ行動を繰り返す
試し行動が続くたびに何度も対応するのは、親としても大変で疲れてしまいますよね。
でも、子供は自分に関心を引きたい、自分への愛情を確かめたいと思って行動を起こしているのです。
子供の挑発に大人が乗って感情的になるとますます子供の試し行動はエスカレートし悪循環になってしまいかねません。
親は怒る前に、なぜ子供はこんな行動をしているんだろう?子供が求めていることはなんだろう?と子供の試し行動の背景を想像して冷静な対応を心がけてくださいね。
今回は、「試し行動うんざりどうして起こるのか?試し行動への5つの対応ポイント」をご紹介します。
試し行動うんざりどうして起こるのか?
試し行動が続くと「いつまでこの行動が続くのか…」「なぜ困らせるようなことばかりするんだろう…」とうんざりしたり、不安を抱くこともあるでしょう。
きちんと伝えているのに聞いてくれない、分かってくれないと子育てに自信が持てなくなってしまう方もいるかもしれません。
では一体、試し行動を起こす時はどんな時なのでしょうか。
次の3つの状況が考えられます。
・赤ちゃん返りによる試し行動
下の子が生まれたり、保育園、幼稚園への入園などの環境の変化に、気持ちがうまくついていかないことが原因で、無意識に試し行動を取る子供もいるでしょう。
・イヤイヤ期による試し行動
自分の思い通りにならないことへの不満を身近な大人にぶつけているケースもあります。
・愛情不足や愛着障害による試し行動
「自分が悪いことをしても大人は嫌いにならないのか?」「どのくらい自分のことを考えているのか?」など身近な大人の自分への愛情を確かめたいときに、試し行動が見られることもあります。
子供の試し行動には「愛されたい」「注目してほしい」など、心理的欲求が込められています。
初めて関わる人に対しては、「どんな人かな?」「受け止めてくれるかな?」と興味を持って反応を試すこともあります。
この心理を理解せずに、叱り続けたり、存在を拒否したり、無視する態度を取ると、愛情を確認するために試し行動の連鎖は止まらなくなります。
子供の試し行動やタイミングをよく観察して、何を求めているのか考えて向き合ってあげたいですね。
試し行動への5つの対応ポイント
試し行動が何回も何日も続くと親も疲労を感じ、余裕がなくなってきてしまいますよね。
余裕がない状態では冷静に判断できない場合もあるでしょう。
試し行動への5つの対応ポイントをご紹介していきますので、試し行動があった時の準備をしてみてくださいね。
1.成長の過程の1つと認める
愛情を受けるコップの大きさには個人差があります。愛情のコップが満たされると試し行動は自然となくなってくるでしょう。
成長の過程の1つと認めてたくさん「大好きだよ」と伝えてあげてください。
2.過度に反応しない
大人の気を引きたいという思いでいたずらをしているケースもあります。
過度に反応すると反応してもらえたと思い、行動がエスカレートしてしまうこともあるでしょう。
冷静な対応を心がけて、こんな時どう言えばいいかを具体的に教えることも大切です。
3.気持ちを受け止める
悪いと分かっていながら、わざとモノを投げたりすると大人もつい感情的になってしまうこともありますよね。
まずは深呼吸をして、子供の気持ちを代弁して受け止めてあげましょう。
悪いことはした時も、まずは子供の気持ちを受け止めてから、叱るという順番を意識したいですね。
4.対応に一貫性を持つ
やってよいことと悪いことの区別を一貫した対応で示していく必要があります。
「行為そのものはだめ」と伝えつつも、「そんなことをするあなたは悪い子、嫌い」などと人格を否定することは避けましょう。
5.突き放さない
「そんな悪いことはする子は知らない!」と言ってしまいたくなることもあるかもしれませんが、突き放した言い方は、逆効果。
叱った後には、「どんな時でもママはいつもあなたのことを見ているし、大好きだよ。」と言って抱きしめてあげましょう。
まとめ
子供が試し行動をする理由、試し行動が見られた時の対応のポイントについて解説してきました。
子供をよく観察し、注目してほしい、構わってほしい、受け止めてほしいなど子供が求めていることがなにかを考えてみてくださいね。
一時期とは言え、繰り返される試し行動にうんざりしてしまった時には、
- 成長の過程の1つと認める
- 過度に反応しない
- 気持ちを受け止める
- 対応に一貫性を持つ
- 突き放さない
この5つの対応ポイントを意識してたくさんの愛情を注いであげましょう。
大人にとって忍耐と努力が必要な試し行動は、時にはイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、子供との信頼関係を育むきっかけにもなります。
子供に寄り添い、一緒に成長しながら乗り越えていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。